九月第三週 重陽を過ぎても蝉の声がやまず、縁側から差し込む西日が一層強く感じられる。白磁の湯呑みが残す円い輪染みを眺めながら、ゆっくりと煎茶をすする。 Sorry, Japanese only.

番付個票(二〇二六年九月)

語ごとに、順位と階級と一言。前月の順位は二場所目から。

熟女1位・大関

一位の大関として番付の最上位に君臨し続ける熟女という属性は、前月から微動だにせず王者の風格を保っている。すぐ下には二位の関脇である人妻や主婦、三位の小結であるここには書けない行為の語が控え、圧倒的な厚みを持つ上位陣を形成している。最も格の高い欄に名前がずらりと並ぶように、注目を集める頂点の席はいつの時代も揺るぎない。

瀬戸環奈6位・前頭三枚目

前頭三枚目の六位につく瀬戸環奈は、前月の十四位から見事な勢いで番付を駆け上がる大したものだ。上位の三役の背中が間近に見えるこの位置まで来ると、観客の視線もいやが上にも熱を帯びる。上の四位や五位、下の七位や八位の群雄割拠する土俵のなかで、独自の輝きを放ち続けている。

柏木こなつ9位・前頭六枚目

柏木こなつは前月より二つ地位を明け渡し、前頭六枚目の席に座ることとなった。上位の顔ぶれがひしめく中で、九位という位置は堂々たるものだ。すぐ上の八位にはジャンルや銘柄の語が控え、十位にはギャルが迫る。この名もまた視線を集め続けている。

温泉85位・幕下

九月の残暑が残る中、番付の八十五位、名が刷られるだけで御の字の席である幕下に温泉が新入幕を果たした。これは江戸の湯屋が町民の垢を落とすだけでなく、人々が足を向けて憩う小さな縁台の賑わいに等しい。先月の圏外から一気に身の回りの湯桶のように湯煙を立てて滑り込んできた姿は、実に律儀で大したものである。